女がひとりで呑んだっていいんじゃない
20歳前後の頃は小難しい内容の本や映画ばかり好んで選んでいました。
しかし40歳を過ぎた頃からは、なにも大きな事件の起こらない、
何気ない日常を描いたような作品ばかり選ぶようになってきました。
それほど刺激を求めなくなってきたからでしょうか。
見ると疲れてしまうようなものは敬遠したくなってきたのでしょうか。
年齢を経るとはそういうものかもしれません。
最近知ってハマってしまったドラマです。
ワカコ酒 DVD-BOX(4枚組/本編Disc3枚+特典Disc1枚)
26歳のOLワカコが会社帰りにひとりでお酒を呑みに行く、という
ただそれだけのドラマです。
ただ、ちょっと待ったー!
正直言って、女性がひとりで居酒屋(オシャレなバーなどではなくてね)に
入るなんて、実は私には考えられないことです。
今ならできるかも? とは思いますが、20代のころは絶対無理でした。
今の若い女性はできるのかな?
というより、いいですよね、それ。
大勢の飲み会というのは楽しい面もありますが
もう、今はいいやという感じです。
というより、誘われなくなりましたけどね。
自分のペースで、自分の食べたいものを独占しながら呑むのって
最高じゃないですか。
毎日深夜まで残業の連続だったあの頃に、女ひとり呑みができていたなら
心の拠り所のひとつになっていたかもしれません。
そんな妄想をしつつボーっとしながら楽しめる作品です。